若頭は仔猫がお好き。【完】

始まりの日 /SIDE しおん(1)


緋彩がまだ眠ってる間に食堂にきた


朝と夜の食事はなるべく組員と食べる


病院へは何時に行っても診てもらえる


緋彩をゆっくり休ませてやりたかった




「紫苑?」



もう起きたのか?


可愛い声が俺の名を呼んだ



「緋彩、起きたのか?こっちにおいで。朝は何を食べる?」

「おはよう、紫苑」


「あぁ、おはよう、緋彩」

「おはようございます。大さん、晃さん。それから…えっと…」



戸惑う緋彩が可愛かった



「少しづつ覚えればいいよ」

「でも、もう今日帰るから…」

「緋彩?」



俺は少し焦った




緋彩はここから出るつもりだ


俺が大を横目で見ると大は小さく頷いた


何か作戦を思い付いたようだ

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