若頭は仔猫がお好き。【完】



紫苑達に連れられて病院にやってきた


足の捻挫は大したことはなかった


顔の小さな切り傷も傷が残る事なく完治するだろうと言われた



そして問題の瞳



さっき殴られた時に毛細血管が切れ白眼が真っ赤になっていた


それは目薬でなんとか治りそう


やはり白眼の傷は少しマシになっても残るだろうと言われた


視力低下はまたおいおい検査していく




診察室から出た私に


「どうだった?」

と心配そうに聞く紫苑



その横で大さんまでも心配そうにしていた


私は努めて明るく


「大丈夫って…少しは残るかもしれないけど気にならない程度までは回復するって…だからそんなに心配しないでください。」



紫苑は眉間に皺を寄せた顔で大さんに視線を移した

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