愛してくれたのは極道の男

夏の嵐 /側近の男


木谷 忠SIDE


俺が橘 鏡司という男と出会ったのはまだ7歳の時だった


親父に連れられ大きな屋敷に行った


まだ幼い俺だが親父が同じ小学校に通う友達の父親とは違うと思っていた


何かが違う


それを正確に知ったのはそれから暫くしてからの事


そして、“普通”ってのが何かというのがよくわからなくなった



屋敷の庭に男の子が2人


それが鏡司と銀河だ


大きな庭でサッカーボールを蹴り合う2人


それを縁側で優しく見つめる大人達


俺に気づき2人が近づき「一緒にやろ」と銀河が声をかけてきた


「うん」と返事をした俺



それが俺達の出会い。

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