君が煌めくまで(完)
秋の風 /君について
僕の知ってる秋ならば
全部ゆだねていいものを
僕の知らない黄昏が
次から次へとひるがえる
例えば朝の雲の色
午後なら銀杏(いちょう)の舞う角度
初霜おりる夕べとか
はく息白い帰り道
あらすじ
切なくて優しくて悲しくて温かい 人の心と季節をリンクさせた詩集です。
僕の知ってる秋ならば
全部ゆだねていいものを
僕の知らない黄昏が
次から次へとひるがえる
例えば朝の雲の色
午後なら銀杏(いちょう)の舞う角度
初霜おりる夕べとか
はく息白い帰り道