「姉貴、服脱げよ」「頭打った?」おまけSS追加【完】

≫「姉貴、絶対守るから」






「姉貴、起きろ」

「ん…」

私は澪央の声で目を覚ました。

「もう少しで母さん達帰って来るから」

私は半目になりながら身体を起こした。下腹部に痛みが走った。

「大丈夫かよ、姉貴」

「う、うん…なんとか」

澪央が私の頭を優しく撫でる。

「無理すんなよな…。てか、俺が姉貴を起こしたのって初めてじゃね?」

イタズラっぽく笑って澪央はそう言った。

思えば澪央が私を起こした事なんて一度もなかった。

「そう言えばそうだね」

お互いに笑い合う。


それは、幸せなひと時だった。


ずっと、こんな笑顔で笑い合えていたら良いのに……。


心の中でそう願った。


だけど、禁忌を犯した私達には


相等する罰が待っていた。




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