天帝の姫 上 【完】修正中

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誰か助けて。




孤独と言う名の海に溺れる私を。








目の前に広がるのは、暗い闇。





いくらもがいても、1人では抜け出せない。






今日もまた深い海で溺れる。















「・・・・ひ・・・・ひめ・・姫ってば。」



甲高い声、揺すぶられる肩。





ゆっくり目を開いて、机に突っ伏していた体を起こせば目の前に般若の様な顔をした親友。






あぁ、残念、可愛らしい顔が崩れてる。



なんて、起き抜けの覚醒していない頭で考える。








「はぁ・・・どうしてそんなに怒ってんの?」



眠い目を擦りながら口にすれば、




「はぁ?溜め息をつきたいのはこっちよ。」




さらに怒られた。





「だいたい、新学期早々に授業中に寝るなんて何を考えてんのよ。しかも、三時間ぶっ通しで寝るとかありえないわよ。もう放課後なんだからね。」


腰に手を当ててマシンガントークを披露する彼女のこめかみには血管が浮き出てた。







あ~もう放課後なんだね。


確か二時間目の始まりに現国の教師の甲高い声を聞いた気がするんだけど、あんま記憶ないなぁ。




今日は短縮で、4時間目までだったなぁ~。




他人事の様に考えてたら、バンッと目の前の机を叩かれた。




「姫、聞いてんの?」






「・・・聞いてるわよ。」


本当は、あんまり聞いてないけど。




これ以上怒らせるのは得策じゃないから、聞いてた事にする。





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