天帝の姫 上 【完】修正中

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毎日毎日、飽き飽きする生活。





頂点に立つ俺は、なに不自由ない生活を送る。






俺の地位と容姿に群がる女達。




俺を慕い尊敬と言う名の元に集まるメンバー。




いつも、俺の周りは賑わう。




それなのに、俺の心は満たされる事はない。





まだ見ぬ何かを追い求めてる。





自分でもそれの正体を知るすべはないと言うのに・・・。






誰か俺の心を満たしてくれ。







訳もわからずに苛立った心を沈めようと立ち上がる。






腕に纏わりついていた女が猫なで声を発する。



「天帝様、今日のお相手は誰ですか?」



上目遣い、唇に塗られた赤いルージュがいやらしく歪む。





ああ、この女もイカれてる。




そんな女をはべらせてる俺も、相当イカれてる。




口角を少し上げて周りに居た女の1人に視線を向ければ、頬を赤らめて高揚した後、誇らしげに立ち上がった。





「わ・・・私ですか?」


嬉しそうに俺を見る。




俺は返事もしないままVIPルームを出る。





後ろから駆け寄ってくる小さな足音は、CLUBの喧騒に飲み込まれる。





ここは何もないアンダーグラウンドの一角。




CLUBオーシャンはこの街を仕切る俺の居場所。








俺は後ろから駆け寄って来た女の腕を掴むと、すぐそばにあった化粧室へと引きずり込んだ。






「天帝様。」



潤んだ瞳で俺を見上げた女を化粧室のドアに押さえ付けて、スカートの中に手を入れた。




柔やわと撫で上げると、甲高い声が化粧室にこだまする。




「後ろ向け。」


名前を知らない女にそう告げる。



従順に従った女の下腹部へと手を進める。




戸惑う声はすぐに喘ぎ声に変わる。






下着を横にずらすと、手早くゴムをつけた自分自身を押し込んだ。






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