天帝の姫 上 【完】修正中

Puzzle 困惑 /都姫ポイント





うとうとしながら聴く授業。



机に肩肘をついて、その上に顔を預ける。




さっきから、頭がカクンカクンとなって放置してるとむち打ちになりそうな気がする。






お昼ご飯を食べた後の五時間目は厳しい。





とくに私の席は窓際でポカポカして心地好いのだ。





「ふぁ~。」


空いてる方の手を口に当てて、先生にバレない様に欠伸する。






よりによって日本史の授業だなんて、眠ってくださいって言ってるようだわ。






50代のハゲ茶瓶先生は必死に黒板に要点を書いている。




ノートに書き写そうと試みるが、眠気のせいか上手く指先が動いてくれない。







ダメだ・・・・もう眠すぎる。




上瞼と下瞼が自棄に接近したがる。





少しだけと自分に言い聞かせて目を閉じた。








これが悪かった。









次に起きた時はHRの最中だった・・・。





いつの間にか机にうつ伏せていた体を起こし目を開けて、



「・・・・・。」




辺りを見回す。






さっきまで居たはずのハゲ茶瓶先生は消え、我が担斎藤一こと、はっくんがプリントを配っていた。







前の男の子が振り向いて手渡してきたプリントを手に取る。





私は最後尾だからプリントは受けとるだけで回す必要はない。





眠い目を擦りながら、



「・・・ありがと。」


と言えば、




「・・・あっ、いえ・・。」


なぜか顔を明らめて正面に向き直った彼。







なんだ?今の反応。






寝癖でもついてたのか?と髪の手櫛を通した。




















0
  • しおりをはさむ
  • 570
  • 7747
/ 419ページ
このページを編集する