天帝の姫 上 【完】修正中

Disclosure 露見 /煌哉ポイント














まだ開いてないCLUBオーシャンのカウンターの椅子に腰を下ろして、陽史が朝食を作るのを煙草を吸いながら待つ。



昨日の夜は帰るのが面倒でCLUBの2階に泊まった。





そんな時は、陽史が必ず朝食は作ってくれる。



CLUBの二階から上は居住スペースになっていて、俺達以外にもここの従業員が住んでる。


ちなみに、三階と四階を社宅として貸し出してる。



二階のスペースは俺達の三室と空き部屋が一つ。





だから時々、気紛れに泊まる。








「はい、お待たせしました。」


しばらくしてカウンターに並べられたメニューは、スクランブルエッグとロールパンとサラダ、それとビシソワーズ。




「ああ、わりぃな?」


煙草をもみ消して、フォークに手を伸ばす。







ブランチに近い朝食を食べ始めれば、シャワーを終えた恭弥が二階から降りてきた。







「美味しそうな朝御飯だね?」


ひょいと俺の手元を覗き込む。




「恭弥さんも食べますよね?」


背を向けてグラスを拭いていた陽史が振り向いて、カウンター越しに恭弥に声をかける。





「あ~うん。頼める?」


朝から爽やかな笑顔だな?





「了解。すぐ用意します。」


頷いた陽史が手に持っていたグラスを置いて奥へと消えていく。






「なにか飲む?」


カウンターの中へ入りながら聞いてくる恭弥。




「あ、コーラ。」


「珍しい。アルコールじゃないんだな?」


昨日飲みすぎて気分悪いんだよ。






チラッと視線を向ければ、



「おっと、睨むなよ。冗談だし。」


と笑って、コーラをグラスに注いだ。





「はい、どうぞ。」

自分の分と俺の分をカウンターに置くとカウンターから出てくる。











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