天帝の姫 上 【完】修正中

Disclosure 露見 /恭弥ポイント







煌哉の横で雑誌を読む姫を盗み見る。




仮彼女になったばかりで実感はないが、俺達Courtの姫になったのは事実で。




姫にとっては、かなり不本意な事みたいだけどね?




仮彼女を姫が承諾した時の煌哉の瞳は、今までに見たことがないぐらい微笑んでた。




意地悪く歪んだあの瞳。



男の俺でもゾクッとした。





姫・・・・可愛そうだけど、もう逃げられないと思うよ?




仮なんて付けたのはただの気休め。



あの肉食の野獣が大人しくしてる訳がない。



恋愛が分からないと言う姫は、今まで煌哉の周りに居た女達と違いかなり手強そうだけど。



懐に取り込めた今、煌哉は思惑通りに事を進めて行くつもりなんだろう?




あいつは、欲しいものはどんなものであれきっと手に入れる。





それは今も昔も変わらない。





現に、隣に座る姫を見るあの姿・・・・・。





長い間一緒に居るけど、あんな煌哉は初めてみたし。




姫を見る優しい瞳の中に、暴れ狂うと野獣が見栄隠れしてる。





ククク・・・面白くなりそうだ、俺は口元に笑みを浮かべた。


















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