天帝の姫 上 【完】修正中

Confusion 混乱 /煌哉ポイント







バスで10分ぐらいの距離を迎えに来なくていいと言った都姫を、なんとか納得させて迎えに来た。





誓の運転するプレジデントを都姫の住むマンション前に横付ける。





たかが10分と侮って、都姫が敵に狙われたりしたら洒落になれねぇんだよ。




俺の女になるっ~のはそう言う事。




守りが強固になる代わりに、狙ってくる奴も出てくるってこと。




よほどの奴じゃねぇと、天帝である俺を敵に回そうなんてしやしねぇ。





それでも、敵対する奴は居て。





都姫には指一本たりとも触れさせたくねぇから、どんな手間をかけても守る。





何とか聞き出した通学時間。





俺は煙草を吸いながら、通勤通学で流れる様に歩く人並みを見つめてた。





「そろそろ、姫の来る時間だね?」


助手席の恭弥がスマホで時間を確認する。




「ああ。」


そう返事して、煙草を灰皿に揉み消した。







コンコンコンと音がして、そちらに目を向ければ茶髪の女が居て。





はっ?誰だ?



眉を潜めた俺。



「だ・・・誰?」


恭弥の驚いた声。



こんな奴知り合いにいたかよ?



俺達の視線は窓の外に釘付けられる。








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