天帝の姫 上 【完】修正中

Confusion 混乱 /都姫ポイント






実験台にうつ伏せたまま、うつらうつらと眠る。






さすがの私も爆睡は出来なくて、浅い眠りのまま微睡んでいた。







雫の声と、大川拓夢と思われる声がメインで聞こえる。






時折、夏帆と大川広夢が話を脱線させているみたいだけど、まぁ、このままいけば纏まると思う。






適当にやってくれちゃっていいわ。


なんて他人事の様に考えながら眠り続けた。













カタンと言う音にゆっくりと目を開く。





だんだんと焦点の合ってくる視界。





「・・・はっ?」


驚きのあまりに再び目を閉じた。






イヤイヤ・・・・・どうしてどうして?





恐る恐る目を開けると、やっぱりそいつはそこに居て。






「うわぉ!」


反射神経の鈍った体を慌ててのけ反らせた。






「・・・・ククク、何をびびってんだ?」


さっきまで、私の目先20㎝に顔をつき出してたそいつが嫌味ったらしく笑ってた。






イヤイヤ・・・・どうしてこうなった?




確か私の隣には夏帆が居たでしょうが!






のけ反ってた体制を戻すと、実験台を見渡した。







い・・・・居ない?





目の前のこいつ以外居ねぇじゃねぇかぁ~。




あ、驚きのあまりに口が悪くなっちゃった。



有明颯真でしょ?こいつ。






私を置いてどこ行ったのよ。




あれ?私を一人にしないとかって作戦じゃなかったっけ?






だいたい、一番一緒に居ちゃいけない奴と一緒ってどうよ?









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