天帝の姫 上 【完】修正中

おまけ /おまけ2








「煌哉、薫さんから写真が送られて来たよ。」



VIPルームの指定席に座る煌哉に恭弥がそう言って、スマホを掲げた。





「はぁ?写真?」


怪訝そうに眉を寄せる煌哉。





「うん、写真。」


薄笑いを浮かべる恭弥。





「どんな写真だよ?見せろぉ~。」


駆け寄ってきたのは煌哉じゃなく恵。





「恵はいつも騒がしいね?」


呆れた視線を向けつつもスマホの画面を見せてやる恭弥。





「うぉっ!なんだよ、これ。滅茶苦茶可愛いじゃねぇのよ!」


恵の発狂に、煌哉も興味が湧く。




いったい、何の写真なんだよ?





「見たいですか?」


と意味ありげに言われ、チラリと恭弥の手元に視線をやる。





「見たいなら見たいって言えよぉ、煌哉。ってか、これは見なきゃ損するぞ?」


恵の煩さに眉を寄せる。




「・・・・・・。」



ジロリと睨めば、恵はビクッと肩を揺らす。





「そんな不機嫌にならなくても、見せてあげるよ。」


恭弥はクスクスと笑いながら煌哉の元へやって来る。






そして、みせられたスマホの画面には。






青いマーメイドドレスを着た綺麗な都姫の姿。




照れ臭そうに笑ってて、ドキッと胸が高鳴った。



明らかに隠し撮りのそれを凝視してしまった。





そう言えば、今日は誰かの誕生パーティーに行くとか言ってたな?






「薫さんからの伝言だよ。」


そう言いながら画面をスクロールしていく恭弥。
















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