天帝の姫 上 【完】修正中






[や~い!羨ましいでしょう?都姫、綺麗でしょ?今日は私の隣で笑ってるわよ。ククク・・・・たっぷりと悔しがってなさい。いつも都姫を独占してるんだからね?]




・・・・・・あの人、子供か!






突っ込まずにはいられない。






「普段、俺達が姫を独占してる腹いせなんだろうね?」


苦笑いする恭弥。




「あの人、ガキだな?」


煌哉も苦笑いを浮かべる。






「ま、堀北薫と言えばシスコンで有名だからね。」


ククク・・・と恭弥は口元を押さえる。




「何がしたかったんだろうな?って、言うかこの隠し撮りが都姫にバレたらあの人、また口をきいて貰えなくなるぞ?」


一週間前に都姫が薫と口をきいてないと言ってたのを思い出す。



確かにその時も、調子に乗った薫に都姫が切れたと聞いた。





「あ、それ面白そうだからいいね?明日、姫に教えちゃおう。」


楽しげ微笑む恭弥を見て、背筋かぞっとしたのは言うまでもない。






「俺、恭弥だけは敵に回したくねぇわ。」


恵の言う通りだと思う。





「それは間違いねぇな?」



俺はフッと口元を緩める。





煙草を銜えて立ち上る紫煙をなんとなく見つめた。






俺の都姫を独占した罰だ。




薫に激怒する都姫を想像してほくそ笑む。





end.



















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