天帝の姫 上 【完】修正中

おまけ /おまけ3








「クレープが食べたい。」



都姫のこの一言で、駅前通りまでやって来ました。






天帝がクレープとか笑える!


と思ったそこの人。




夜道は後ろを気を付けながら歩いてください。







「なぁなぁ、なに食べる?」


とクレープ屋のワゴンの前で騒ぐのは恵。




その隣には寡黙にメニューを見つめる都姫の姿。




あまりにも温度差のある二人。





煌哉は少し離れたベンチでその様子を見てた。




さすがにワゴンの前まで行く事はしなかった。






ワゴンの売り子は、物珍しいしそうな顔で都姫と恵、そして煌哉を見ていた。





人形の様に可愛らしい女の子と、かなりイケてるイケメン二人はなんとも興味をそそられる光景で。






「お姉さん。」

と声をかけた恵。




「・・・は、はい。」


声が上ずってる売り子。



「俺はスペシャルバナナチョコで。」


と注文する恵。



「はい、かしこまりました。」


売り子は媚びを売るように微笑むと、チラリとメニューを見る都姫に視線を向ける。





「・・・私は、苺カスタード生クリーム。」


都姫は、売り子は見ることなく注文する。



「かしこまりました。」


恵の時とは違い、愛想の悪い売り子。




態度に変わりすぎだろ?



ククク・・・と口角を上げて煌哉はそんな三人を見つめる。






よくいるタイプの女。







俺達に媚びへつらい、あわよくばその視界に入ろうとする。







恵はそんな女をまっまく気にしてなさそうだが、都姫は冷めた視線を向けていた。





あいつは、媚びを売る奴や自分を偽って近付いてくる奴を凄く嫌う。





まぁ、俺も好きじゃねぇけどな?











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