天帝の姫 上 【完】修正中

Reunion 再会 /恭弥ポイント







昨夜の出来事を思い出す。





煌哉にぶつかったとても綺麗な女の子。



下衆な連中に追いかけられていたらしく、すぐに姿を消しちゃったけと。




うちの天帝様が、どうらやお気に召した様子。




今まで何にも興味を示さなかった天帝が彼女を見て、楽しそうに口元を緩めた。





なんだか、楽しくなりそうだね?




俺のイタズラ心が疼く。







彼女を本格的に探してみようか?





昨日捕まえた連中からは大した情報を得られなかった。





たまたま見つけた彼女をナンパして、振られた腹いせに追いかけ回しただけだった。





まったく、くだらない連中だ。





うちのCLUBに出入りしてる奴も中にはいたから、永久追放にしてやった。





あんな下衆は、うちに要らない。





ま、天帝の気に止まった子を追いかけ回した奴なんて、二度とアンダーグラウンドを彷徨けなくなるだろうけどね?






ククク、俺は笑みを漏らすと隣でパソコンを叩く恵に目を向けた。





「どう?見つかりそう?」


と、声を掛ければ、



「あ~、ロックが厳重に掛かってるねぇ、頑丈なのが。」


画面から顔をあげた。




その顔は気難しそうに眉を寄せていた。





「へぇ、ロックか?ただ者ではないって事だね?」


そうなると少し面倒かな?


ま、益々興味が沸くけど。


「ま、もしくは、彼女を守ってる誰かが居るか・・・じゃね?」




カタカタとキーボードを叩く恵。




そっちも厄介だな。



前者も後者も、どちらにしても少し嫌な予感がしなくもない。











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