狂愛【完結】

結婚式 /囁かな結婚式


今日、私たちの結婚式が行われる。


披露宴で関係者に披露するから、結婚式は近しい人のみ。


奏は白虎と組のみんなと結城さん。私は、真琴と咲さん。


白虎はさすがに数が多いから、10人に絞るらしい。


そして、バージンロードを一緒に歩くのは、お兄ちゃん。


「一緒に、歩いてくれる?」



そう聞いた時、お兄ちゃんは涙を一筋流した。



「っっ、いいのか?俺で。」



そう震える声で言ったお兄ちゃんに、私は満面の笑みで頷いた。


「私の家族は、お兄ちゃんだけだもの。」


あ、弘人も家族かな?なんて、おちゃらけた私に、お兄ちゃんは嬉しそうに微笑んだ。

「隼人の妹だけか?」


「??どうせ弘人は初めから参加決まってるし?蓮も氷上君も佐竹君も白石君も白虎でしょ?
お兄ちゃんは当たり前だし。だから真琴だけ。」


「・・・まあ、いいか。」


そんな会話をしたのが、入籍直後くらいの話。

そのあと咲さんも加えて2人に。


そして、今日、6月大安吉日。


私たちは結婚式を迎える。

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