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366日、彼らは笑う。 /2月22日 おでんの日 隼人&弘人+おじさん



隼「最近、どうよ?」


弘「ぼちぼちだね。おじさん、はんぺんちょうだい。」


お「はいよ。」


隼「俺卵ね。」


お「はいよ。飲み物はどうしやしょう?」


隼「シャンパンで。」


弘「あるわけ、」


お「あいよ、どの銘柄が?」


隼「いつもので。」


お「あいよ。」


弘「あるのかよ……。」


お「お連れさんは?」


弘「……カルーアミルクで。」


隼「ねえっつの。」


お「あいよっ。カルーアね!」


弘「…さ、さすがー。」


隼「つかおでんにカルーアミルクって。全然合わねえんだけど。」


弘「そうか?」


隼「お前、味音痴だな。」


弘「うるせえよ。お前に言われたくねえし。」


隼「……おじちゃん。厚揚げ。」


お「はいよっ。」


弘「……なんだよ。つっかかってこないお前、最上級にキモいんだけど。」


隼「俺もな、いちいちお前の相手してられるほど元気はないんだよ。暇なお前と違ってここのおでんを楽しむこんな少しの時間が、俺の最大の癒しなわけ。」


お「ありがとうございます!」


隼「いや、おじさん、今日もいい味してるよ。」


お「どうも!」


弘「お前、苦労してないようで意外と苦労してんだな。」


隼「分かるか?」


弘「俺もひまじゃないんでね。忙しい時のやるせない感じは分かる。だけどちょっといつもより疲れすぎじゃね?どうしたわけ。」


隼「聞いてくれるか?」


弘「ま、まぁ?お前のことは嫌いだけどお前が潰れたら奏くんが困るし?いいよ。言ってみな。」


隼「はぁ……この間な、いつものラブホに行ったのよ?」


弘「……ん?」


隼「そしたら、なぜか女が4人で取っ組み合いの喧嘩しててさ。」


弘「あ?」


隼「どうしたのか聞いたら、その同じ日に全員約束してたんだよ。」


弘「……。」


隼「結局5人で酒池肉林状態よ。あー疲れた。」


弘「おじさん。」


お「あいよっ。」


弘「板こんにゃくちょうだい。こいつの顔にバチンとぶつけてやるから。」


お「はいよっ、こんにゃくね!」





弘人も呆れる、隼人のクズさ。



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