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366日、彼らは笑う。 /2月28日 エッセイ記念日 弘人×弓




弘「弓ちゃん、相談に乗ってほしいんだけどね。」


弓「嫌です。」

弘「えー!なんでー!」


弓「すげえ落ち着いた紳士風に言ってきたけどどうせろくでもない相談に違いないし。」

弘「え、でもかっこよかったでしょ?」

弓「……否定もできないからくそムカつくんですよね。」


弘「……弓ちゃん、そんなに悔しがらなくてもよくない?あんまり唇噛むと血が出るよ?しかももれなく面倒な子に心配させちゃうよ?」


弓「それってうちの秋ちゃんのこと言ってます?確かに。傷一つで物凄く心配されるから困るんですよね。」


弘「……。」


弓「どうしました?マジで。もうメンドクサイので聞いてあげます。」


弘「弓ちゃん偉そう。」

弓「なら聞きませ、」

弘「いやいやいや!そこは聞いて!」


弓「……どうぞ。」


弘「なんかさ、今日ってエッセイ記念日らしいんだよね。」


弓「はぁ。」


弘「この間はブログを開設して色々暴露しようと思ったんだけど、」

弓「はぁ?」


弘「それじゃ、奏に怒られるじゃん?」


弓「なにその小学生みたいな理由。」


弘「だからさ、これまで隼人と付き合ってきたにゃんこちゃんたちに取材して、隼人のシモについてのエッセイを、」


弓「やめろ。」


弘「え?」


弓「色々とケガするのは隼人さんですけど、確実にゆいかさんが怒ると思うのでやめた方がいいです。」


弘「な、なんでゆいかちゃんが?」



弓「そりゃ、お母さんは常識的ですからね。そんな下種なことしたら嫌われちゃうかも?」

弘「ひいいいい!や、やめる!やっぱやめる!」


弓「ついでに今すぐ帰らないと言われちゃうかも?『弘人なんて嫌いよっ。』って。」


弘「ひいっ!ごめん!帰るね!」


弓「お疲れ様でーす。」



定期的に馬鹿なことを思いつくチャラ男を、後で制御するよう本気でゆいかに要請しようと心に誓った弓でした。




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