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366日、彼らは笑う。 /3月1日 オリジナルTシャツの日 弓×冬夜×麻衣子



冬「弓っ!」

麻「弓さんっ!」


弓「え、なになに?どうしたの2人で。」


麻「そ、それが、大変なことになりまして!」

弓「……え、どんな大変?」


冬「これは、新城組で内部抗争ものかもしんない。」


弓「ええ!?やばいじゃんそれ!どうしたの、裏切りとか?いや、新城の皆さんに限ってそんなことはない!ううう、どうすんの?ただの喧嘩レベルじゃ済まない?」

冬・麻「「無理。」です。」


弓「……よし!聞きましょう。若姐として、どうにかならないかやってみるから。」


冬「実はさ、」

弓「っっ、う、うん。」


麻「弘人さんが、新城組オリジナルTシャツを秘密裏に作ってるんです。」

弓「……は?」


冬「【レッツ新城】ってクソみたいなロゴが付いたださい奴。こんど新城組の節目の宴会で組員に着させるらしいんだよね。」


弓「はぁ?」


麻「っっ、お、お義父さんにも、着せるってっ。」

弓「うわっ、」


冬「隼人さんが横やりを入れようとしても居場所がつかめないらしいんだよ。俺も初めはくだらないと思ってたんだけどさ……、」


弓「うん、下らねえ。」

冬「考えてもみてよ。あの人実はめちゃくちゃ強いんだよね。しかも悪だくみに関してはぴか一。今の内に計画を潰しておかないとマジで実行されちゃうよ。」


麻「うう。そしたら、きっと!」


弓「……お父さんを、怒らせてしまうっ。」


冬「だろ?」


弓「や、やばい!お父さんが怒る!お母さんが被害に遭う!どちらも仕事をしなくなって組関係は秋にしわ寄せがくる!秋ちゃんの機嫌が悪くなる!」


冬「それだけじゃないよ。母さんの影響で会社で春兄の仕事量が確実に増えるし。俺が八つ当たりされるじゃん。最悪すぎる。」


麻「……弘人さんが何かやらかすと、色んな方面に迷惑がかかるんですよねぇ。不思議だなー。」



弓・冬「「笑い事じゃない!」」


麻「っっ、すみません。」


弓「……冬夜、麻衣子、行くよ。」


麻「どこへですか?」


弓「チャラ男退治に。」


冬「今回ばかりは、全力で協力してあげる。」


麻「私たちの、平穏のために!」



ラスボス級の迷惑男を、いざ退治へ!



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