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366日、彼らは笑う。 /3月4日 バウムクーヘンの日 秋×弘人×弓




秋「弘人さん、リストは?」


弘「ん。とりあえず見つけただけ。」


秋「ありがとうございます。……こんなに。奴ら結構広がってますね。」


弘「まぁね。一時期最盛期を迎えてたし。広まるのを防ぐことはもはや不可能だよね。」


弓「……素敵。」

秋「あ?」

弘「どうしたの?弓ちゃん。」


弓「若頭モードの秋がかっこいいのは当たり前だけど、弘人さんが仕事モードなのは珍しいですよね。かっこいいなー、仕事してる男って。」


秋「っっ、俺はいいが弘人さんがってのは聞き捨てならねえぞ、弓。」

弘「まぁまぁ~。俺がかっこいいのは周知の事実だから~。」


弓「はぁ。惜しい。もうナンパクソ野郎に戻ってしまった。」


弘「っっ、弓ちゃん、キツイよね、いつも。」


弓「で?家では仕事しない主義のくせになんの仕事持ち込んでんの?」


弘「スルー!」


秋「あ?これは仕事じゃねぇ。」


弓「はぁ?めっちゃ仕事モードだったのに?」


弘「無視!」


秋「これだ。」


弓「ん?バウムクーヘン取扱店一覧、ひょ、う?」


弘「存在がない!」


秋「1週間後はバウムクーヘンの日だ。その偉大な日に俺に食われるべきバウムクーヘンの調査をしていた。」


弘「調べたの俺なんだけど!1週間かかったんだけど!」


弓「しょうもねぇ。」


秋「っっ!お前は食べたくはないのか!記念すべき日に最高のバウムクーヘンを!」


弘「とりあえず入れてよ~!」


弓「食べるに決まってんじゃん。」


秋「……。」


弘「そん時は俺も呼んでよ!」



春なのに、女心と秋の空。




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