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366日、彼らは笑う。 /3月5日 産後ケアの日 龍綺×真琴




真「ねぇ。」


龍「ん?なんや真琴。お腹痛いんか?」


真「ちげーし。声かけたくらいで症状プラスすんな。」


龍「痛そうな顔しとるから。腹も痛いんか思うてな。堪忍。」


真「っっ、心配は、別に。嬉しい、し。」


龍「ふふ、真琴かいらしいなぁ。母親になって更に可愛くなってるんと違うか?」


真「っっ、そのストレートすぎる言い方やめろっていつも言ってるし!」


龍「ふふふ、そう思うんやからしゃーないんやないの?僕は思うてることをただ言ってるだけなんや。」


真「だからそんな!っっ、っつー……。」


龍「まこ!どないした。痛むんか?腹か?」


真「……ちげーし。子供産んだからって腹が痛いわけじゃないし。」


龍「そうなんか?産むところを見れんかったからなぁ、どの辺がどうなってるか分からんっちゅうのは、中々辛いもんがあるなぁ。」


真「入れるわけないし。ゆいかみたいに股を睨まれるのはごめんだし。」


龍「僕は奏みたいに野蛮やないのに。『真琴を苦しめんとやんわりさっさと出たってや。』って優しく言うだけや。」


真「ほら!あんたら似たもん同志だから嫌な予感してたんだよね!っっ、あいたー!」


龍「ホラホラ。産後は身体を休めんと。真琴は激しいから心配してたんや。お転婆やなぁ。」


真「クッ、なんかムカつくっ。」


龍「で、どこが痛いんや?」

真「………。」


龍「真琴?」


真「……れた……とこ、」


龍「え?」


真「生まれたとこ!裂けてるから痛いの!」


龍「っっ、そ、それは、」


真「子供を元気に生んだってことだから凄く嬉しいのに。やっぱり恥ずかしいやら、なんやら。動きが痔の手術したおっさんみたい。」


龍「……分かった。待っとき。」


真「どこ行くわけ。」


龍「最近うちの組員で痔の手術した奴がいつも使ってる枕があるんや。当たらんから良いと言っとったのを思い出した。それ奪ってくるわ。」


真「恥ずかしいからやめろ!しかもせめて新品買ってこい!」



産後の患部の痛み。男性で分かるのは重い痔を持つおじさんだけかもしれません。




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