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366日、彼らは笑う。 /3月7日 メンチカツの日 冬夜×麻衣子



麻「うっ、うっ、ぐすっ、ん、」


冬「……どうしたの?」


麻「えっ、べ、別になんでもないよ。」



冬「麻衣子って嘘つきだよね。泣いてるくせしてなんでもないとかなくない?」


麻「っっ、ほんとに、なんでもないからっ。」


冬「誰。」


麻「へ?」


冬「誰が虐めたの?そいつ、麻衣子を虐めていいのは俺だけだって分かってないよね?殺すから名前教えて。」


麻「っっ、えと、違うくて、そういうんじゃ、ほんと。」


冬「……。」


麻「ほんとに。大丈夫。」


冬「ふーん。ならいいけど。じゃあこれ。」


麻「なぁに?これ。」


冬「メンチカツ。美味しかったからお土産。」


麻「わっ、ありがとう。んん?おいしー!」


冬「良かったね。」


麻「うん、ありがと。んっ、ほんと、んぐ、美味しい!」


冬「麻衣子。」


麻「美味しい!ん?」


冬「なんで泣いてたの?」


麻「え?」


冬「俺さ、メンチカツ一個で笑顔になるお前が好きだよ。だからこそお前を泣かす奴が許せない。言ってみ。ほんとに殺してあげるから。」


麻「っっ、」


冬「麻衣子。」


麻「……っ、で、」


冬「ん?」


麻「ドラマで、良いシーン見ちゃって。」


冬「……没収。」


麻「ああっ!」




冬夜も、意外と大事にしています。




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