366

366日、彼らは笑う。 /3月12日 駄菓子の日 秋×弓×おばあさん×壮士



お「あ、秋ちゃん。」


秋「おおばあさん。散歩か?」


お「ええ、ええ。毎日座ったままだからねぇ。たまには運動しないと。あれ?その子は、もしかして、」


秋「俺の嫁だ。」

弓「ど、どうも~。」


お「可愛い子だねぇ。それに、とても幸せそうだ。秋ちゃんが大事にしてるんだね。」

秋「ん。」


弓「えええ?可愛い?ふふふ、お世辞言っちゃって~。」


お「ほんとにそう思ってるよ。あ、もうこんな時間。じゃ、秋ちゃん、また電話してね。」


秋「ああ。気を付けろよ。」

弓「お気をつけて~。」



弓「……で、誰あの可愛いおばあちゃん。」


秋「駄菓子屋のばあちゃんだ。」

弓「は?やくざと駄菓子屋になんの関係があんのよ?」


壮「お答えしましょう。」


弓「ヒイッ!」


壮「……弓様。10ソウシ減点で。」


弓「物陰から音なく出てくるからでしょうが!」


壮「ではもう5」

弓「わわわわー!すみませーん!……で?」


壮「……。」


弓「で?」


壮「あのババアは、若が幼少の頃より通い詰めている駄菓子屋のオーナーです。」


弓「口悪いな。」


壮「幼少期はまだしも、大人になってからの若の買い方は常軌を逸しておりますので、あのババアは恐らく孫の代まで潤沢な財産を残せることでしょう。」


弓「駄菓子貯金。ぷ。」


秋「弓、お前うまいこと言うな。」


弓「でしょー?」


壮「……。」



駄菓子は、地球を救う。


0
  • しおりをはさむ
  • 5984
  • 10935
/ 693ページ
このページを編集する