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366日、彼らは笑う。 /4月18日 発明の日 冬夜×蓮




蓮「何やってんだ?」


冬「発明。」


蓮「は?」


冬「弘人さんと話しててさぁ、」


蓮「ああ。」


冬「店を経営してそれを成功させ続けることも大事だけど、養う相手がいる場合、保険も必要だよねって。」


蓮「高校生とおっさんでなんて現実的な話してんだ。」


冬「実際そうじゃない?」


蓮「……まぁ、俺は、独り身だからそんなんは関係ねえけど、まぁそうだろうな。」


冬「でしょ。だから2人で商品開発でもして小金を稼ごうと思って。」


蓮「小金ね。で?なにを発明してんの?」


冬「コンドーム。」


蓮「は?」


冬「弘人さんは常々思ってたらしい。ラブホに置いてる奴、あんまりよくないってさ。安価で、しかも付け心地がいい奴を開発するんだって。俺はそれに乗っただけ。」


蓮「……弘人さんらしいくだらねえ発想だな。」



冬「俺もそうだと思ったんだけどさ、これも一理あるんだよね。パートナーがいる以上、毎回使うものだし。」


蓮「まぁ、そうだよな。」


冬「ん。組が経営してるラブホにも置けるしさ、新城相手に捌ければ結構稼げるっしょ。」


蓮「ははっ、新城の息子が新城に営業か?」


冬「そ。金はあるにこしたことないっしょ。」


蓮「確かにな。でも、なんでだ?お前別に金がないわけじゃねえだろ。株とかやってるし。」


冬「蓮さん、甘いよ。麻衣子はたくさん食べるんだ。」


蓮「は?」


冬「……食わしてやりたいじゃん。太るくらい。今も太いけどね。」


蓮「……。」



冬夜のデレは、麻衣子のいないところで。


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