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366日、彼らは笑う。 /4月22日 ダイヤモンド原石の日 芽依×理人




芽「ねぇ、理人。」


理「ん?」


芽「私とモリが、一緒になって欲しいって思ったことはないの?」


理「……どっちかが消えるってことか?」


芽「……うん。」


理「考えたこともねえな。」


芽「その方が、付き合うのは楽なのに?」


理「それを楽って言うのかは分かんねえけど、お前とモリは、同じだろ?」


芽「……違うよ。」


理「違わねえ。2人共同じ芽依で、俺が好きだろ?」


芽「そうだ、けど。」


理「なら問題ねえじゃん。」


芽「そういう問題じゃ、」


理「そういう問題なの。どっちも俺には可愛い女だ。」


芽「っっ、」


理「誰も見つけてない魅力的な女のことを、ダイヤの原石って言うだろ?」


芽「うん。」


理「芽依かモリか、そんなくだらねえことを壁に感じて、他の男たちはお前を見つけきれてなかった。篠田幸樹は本当のお前を見ていなかった。ダイヤの原石が俺にだけ発見できたのは、俺にとってはすげー幸運なことだ。」


芽「ふふっ、言い過ぎ。」


理「確かに言い過ぎたかも。」


芽「へ?」


理「嘘だよ。」


芽「ふふっ、ありがと。」


理「礼を言われるようなことじゃない。」



芽依とモリを愛する理人は、原石を大切に磨き続けます。




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