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366日、彼らは笑う。 /4月29日 畳の日 夏流×朔真





夏「畳の匂いってね、」


朔「ん?」


夏「いい匂い。」


朔「ふ、今更なに言ってんだ。」


夏「小さい頃から思ってたけど、少し成長したら考え方も変わるでしょ?それなのに畳の匂いは、全然不快には思わない。」


朔「……確かに、畳の匂いが嫌って奴は聞いたことねえな。」


夏「子供の頃は、青臭いと思っていたの。でも好きな匂いで。でも大人になるとその青臭さは気になら無くなってる。そうやって、人は成長していくのね。」


朔「どうした?いきなり語りだして。」


夏「だからかなぁ、と思って。」


朔「ん?」


夏「朔真の”味”も、年を重ねるごとに濃厚に、美味しくなっていくわ。」


朔「……変態か。」



パートナーの味も、より深く美味になっていきます。そして、畳のように、心地よい。




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