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366日、彼らは笑う。 /5月2日 婚活の日 弘人×隼人×白石




弘「はやく~ん、ちょっとおいで。」


隼「キモイ。キモすぎる。なんだこの寒気は、この世の終わりか。」


弘「ひどくね?プリティーな俺に呼ばれたんだから喜んで来いよクソが。」


隼「プリティー言ってからの暴言の差が激しすぎだわ。で?」


弘「あ、待って。ちょうどよかった。拓也~。」


拓「はい?あ、弘人さん、いらっしゃいす。」


弘「俺も一応本家の所属なんだけど。なんでいつもいらっしゃいなのよ。」


拓「え、咲さんと住んでらっしゃるからじゃないですか。」


弘「……でさぁ、お前たちに頼みがあるんだけど。」


隼「お前咲ちゃんのことになるとだんまりすげーな。」


弘「頼みってのはさぁ!これなんだけど!」


拓「っっ、そんな大声でなくても聞こえてますよ弘人さん。」


隼「まぁまぁ拓也。こいつは照れてんのよ。咲ちゃんを何年も待たせた究極のツンデレ野郎だからな。」


弘「これこれ!これに参加して欲しいのよ!」


隼「っっ、うるせえからもう何も言わねえから。普通に喋ろよっ。」


拓「鼓膜が破れそうす。」


隼「なんだ?ん?婚活パーティー?」


拓「……。」


弘「そうそう。ちょっとお仕事で、これに参加する子の情報が欲しいんだよね。独身ってお前らだけだし。サクサクっと行ってきてよ。」


隼「お前も一応独身でしょうが。」


弘「ちげーし。ちがくないけど。」


隼「なに照れと本音の狭間でのたうちまわってんの?ウケる。」


弘「そっ、それより、行ってこいって、な?拓也。」


拓「……行くわけねえだろ。」


弘「は?」

隼「た、拓也くーん?その極悪顔、怖いから引っ込めてくれないかなー?」


拓「そういう話なら、失礼します。」


弘「あ、行っちゃったー。あてにしてたのに。」


隼「馬鹿野郎。あいつはゆいか以外は受け付けない、究極の女嫌いだぞ。」


弘「知ってるよー。でもお仕事じゃん。」


隼「……お前って、意外とシビアなとこあるよな。」




普段おちゃらけ担当の弘人くん。実は仕事の鬼でもあります。割り切ることも、時には必要。



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