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366日、彼らは笑う。 /5月5日 こどもの日 ゆいか×秋×春



秋「母さん、まだ?」


ゆ「……秋。もう何度目よ。まだまだできないわよ。」


秋「チッ、」


ゆ「こらっ、舌打ちしないっ。」


春「まぁまぁ母さん。兄さんは今日という日をものすごく楽しみにしてたんだから、大目に見てやってよ。」


ゆ「それは分かってるけど……あれ、夏流は?」


春「グループにいれてもらえないものだから、拗ねて蓮さんと一緒にいるよ。」


ゆ「……申し訳ないけれど、こればかりは、ね。」


春「だよねー。組員用にも物凄い数作るのに、数個毒入り混じってたら堪らないもんね。」


ゆ「ど、毒入りってほどじゃないのよ?ただ、夏っちゃんは少し、料理が苦手ってだけで、」


春「母さん。はっきり言っても分かんないんだから、はっきり言っても大丈夫だって。」


ゆ「……、と、冬夜はどこに行ったかしら。」


春「フフ。冬くんはこんなん馬鹿馬鹿しいって遊びに行ったよ。お年頃なんだって。」


ゆ「お年頃で言ったら秋がドンピシャだと思うのだけど……。」


春「まぁ、しょうがないよねー。」


ゆ「そうね。だってこどもの日だもの。」


春「柏餅、甘いちまき。」


ゆ「食べ放題、だから。」



新城家のこどもの日。一番楽しむのはもちろん、長男です。






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