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366日、彼らは笑う。 /5月13日 メイストーム・デー 奏×隼人×弘人×ゆいか




奏「メイストーム・デー?」


隼「そ。だから今日はゆいかちゃんから逃げた方がいいよ。」


奏「なんだそのあり得ないシチュエーションは。俺がゆいかから逃げるなんてあり得ねえ。」


弘「だよねー。俺もあり得ないと思うよ。だから隼人は馬鹿なんだよ。」


隼「あんだと?」


奏「なんだその、なんとかイヤーっつうのは。」


隼「メイストーム・デーね。すでに一個も合ってないじゃん。」



奏「……殺すぞ。」


弘「ほらー。奏は待ちが嫌いなんだからさっさと言ってあげないとー。」


隼「言います言います!メイストーム・デーとは、恋人に別れを切り出すのに絶好の日なんだそうで!絶交するのに絶好調!なんちゃって!アハハハ!」


弘「なにそれ。つまんない。」


奏「……帰る。」



隼「だからっ、ゆいかちゃんに今日会わない方がいいって!」


奏「くだらねぇ。」

弘「そうそう、くだらないくだらない!」


ゆ「なにがくだらないの?」


奏「っっ、」


隼「ゆゆゆゆゆゆ、ゆいかちゃん?どうしてここに?」


弘「ヒッ、」


ゆ「うん?あー、あのね、奏に、話があって……。」


奏「……。」


弘「ど、どうしよ。どうしよ。」


隼「嗚呼、組が終わる……。」



ゆ「奏?」


奏「……なんだ。」


ゆ「あのね、」

奏「……。」



ゆ「卵が、なくなっちゃって。だから一緒に買いに行かない?」


奏「……。」


ゆ「……奏?」



隼「ゆいかちゃん、」

弘「それだけ?」


ゆ「あ、うん。」


奏「……弘人。」


弘「んー?」


奏「隼人、鼻血部屋。」


隼「えーー!」


弘「あいあいさー。」



ゆ「どうしたの?」


奏「気にすんな。行くぞ買い物。」





実は少しだけ、ドキッとしました。




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