366

366日、彼らは笑う。 /5月22日 ほじょ犬の日 隼人×弘人×拓也




隼「4時起床。厨房へ出勤。9時32分、片づけを終え、風呂へ。その後10分の休憩をはさんで、再び厨房へ。」


弘「これってさぁ、すでに労働基準法的にどうなの?」


隼「昼食は食べる者が少なかったようで、13時には片づけまで終わる。いつも夕食の準備は17時から。それまで何をするのかと思いきや、ゆいかと密会するため、待ち合わせのカフェ店へゆるゆるの表情で出かける。」


弘「密会!いい響きぃ。」


隼「あまりの浮かれっぷりに、途中駅でしていたほじょ犬募金の子供に千円渡す。お礼を言われ爽やかな笑顔を炸裂。しかし待ち合わせに行くとやっぱり奏付きでがっかり。その時の写真がこれだ。」

弘「うわ。残念そう。でもゆいかちゃんの背後の怨霊の方がインパクト強すぎて困るね。」


隼「カフェでケーキを堪能した後、夫婦とともに組の車で帰宅。それでも楽しかったのか、彼の表情は満足げだったらしい。さて拓也くん、俺たちに言うことはあるかな?」


弘「あるかな?」


拓「……土産買ってこなくてすみませんでした。」


隼「分かってんなら今から買って来いよ。」


弘「あそこは有名店だからねー。さすがにないだろうから、別の店のでもいいよ!」


拓「あの、明日の朝食の仕込みがあるんで。これで失礼します。」


隼「こらっ、」


弘「あーあ、行っちゃった。仕込みなんて下っ端にやらせりゃいいのに。」


隼「ゆいかの口に入るもんをあいつが手抜きするわけないだろ。」


弘「それもそうかぁ。食べたかったなー、ケーキ。」


隼「奏付きでよけりゃいつでも行けるんだけどな。」


弘「始終睨まれながら食べるなんて、俺には無理だよ。」


隼「だな。さすが白石。意外といい度胸してるよな。」


弘「にしても、」

隼「募金に、カフェ巡り、始終料理してるし。」


弘「見た目もそうだけど、極道臭皆無で笑うよね。」




ゆいかちゃんとカフェ巡り。彼の唯一の趣味です。盲導犬だけでなく、生活の介助をするほじょ犬も、大切な存在。



0
  • しおりをはさむ
  • 5984
  • 10936
/ 693ページ
このページを編集する