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366日、彼らは笑う。 /6月1日 ねじの日 奏×隼人






隼「ねじって、大事だよな。」


奏「……お前の頭のねじが心配だな。」


隼「まぁ聞けって。ねじがないと、どんな機械でも絶対に壊れやすくなる。主軸を支えてるわけじゃないけど、たくさんのねじがあってこそ、機械は動けるわけだ。要は主軸ってわけだな。」


奏「主軸じゃないのに主軸だってのか?意味不明だな。」


隼「たくさんのねじが機械を助けてる。考えてみろ。あの某有名ロボットも、生産時にねじが取れたからこそおっちょこちょいロボットになってしまった!ねじはそれだけ重要ってことだ。」


奏「……。」


隼「俺は優秀だから中央コンピューターだ。だけど組員たち。ねじも大切にしてやってくれよな!」


奏「隼人、言っておくことがある。」


隼「んんー?」


奏「俺がその機械だとしたら、」


隼「うんうん。」


奏「主軸であるメインコンピューターはゆいかだ。そしてお前はねじの一個なわけだ。」


隼「え”。」


奏「それから、そのおっちょこちょいロボットな。ねじが取れたからこそ、おっちょこちょいになって飼い主と出逢えたわけだ。そうなるとそのねじは初めからいらなかったということだとは思わないか?」


隼「そ、そういう考えも、あるよねー。」


奏「だとしたら、お前がいなくても俺はやっていける可能性もある。」


隼「うっ、そんな酷いっ。」


奏「というのは冗談だ。俺は完璧を求めるからな。」


隼「だよねっ。俺がいないとだめだよね?ね?」


奏「ああ、お前は俺にとって大事なねじだ。だから身をすり減らして馬車馬のように働けよ?」


隼「喜んでー!」



隼人!騙されてるよっ!



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