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366日、彼らは笑う。 /6月4日 蒸しパンの日 玲×雫




玲「なんだこれは。」


雫「蒸しパンです。旭に食べさせてあげようと思って。」


玲「お前が作ったのか?」


雫「はい。昔からの得意料理なんですよ。これだけはいつも美味しく作れたんです。」


玲「そうか。俺も貰ってもいいか?」


雫「でも、玲の口に合うか……自信ないです。」


玲「失敗したことないんだろ?なら大丈夫だ。」


雫「では、どうぞ。」


玲「ああ。……、……雫。これは旭には持っていくな。」


雫「え?すみませんっ!美味しくなかったですか?」



玲「いや、逆だ。」


雫「え?」


玲「これは俺が全部貰う。」


雫「こんなに、ですか?」



神のおやつは、蒸しパン。



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