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366日、彼らは笑う。 /6月19日 ロマンスの日 奏×ゆいか





ゆ「奏、今日ってロマンスの日なんだって。」


奏「……なんだそれは。」


ゆ「ロマンティックなことを、する日?」


奏「そのまんまだろそれ。」


ゆ「うーん。そういう日なんだって、隼人が。」


奏「またあいつか。お前に変なことを吹き込むのは基本隼人か弘人だな。」


ゆ「ふふ、そうかも。でも、ロマンチックの日か……結構いいかも。」


奏「あ?」


ゆ「言ってみて?ロマンチックなこと。」


奏「……無理だ。浮かばねえ。」


ゆ「そんなこと言わずに。ね?」


奏「……ゆいか。」


ゆ「ん?」


奏「可愛い。」


ゆ「……めちゃめちゃ棒読み。ははっ、やっぱり奏には無理だったかも。」


奏「だろ。だから言ったんだ。いくらお前が普段から可愛いとか思ってても、サラッと口にするのは難しいだろ。」


ゆ「……今サラッと言えたでしょ。」


奏「あ?」



普段からロマンチックな奏。それは作り物ではなく、天然もの。


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