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366日、彼らは笑う。 /7月13日 盆迎え火 ゆいか×祐司×美里





ゆ「これは、何?」


祐「これは盆迎え火と言ってな、家を浄める意味もあるが、先祖の霊が迷わずここに帰ってこれるよう、導きの火としての役割もあるんだ。」


美「仮にも新城家の先代たちが迷子なんて、それも笑えて面白いけれどね。それに、火に誘われて精霊も訪れる、とも言われているのよ?」


ゆ「でも、お父さん、お母さん?」


祐「なんだ?」

美「なに?」


ゆ「火、強すぎない?」


祐「……それには毎年、困ってんだ。」


美「そうねぇ。苧殻(おがら)がなんでこんな派手な燃え方するのかしら。」



新城の先祖なら、こうして強く燃やさないと、ダメなのかもしれません。




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