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366日、彼らは笑う。 /8月4日 箸の日 秋×弓




秋「どうした弓。」


弓「ん?なに?」



秋「いや、なんか落ち込んで見えるから。」


弓「うーん。さっきさぁ、洗い物してたらお箸が折れちゃったんだよねー。」


秋「……それで、落ち込んでんのか?」


弓「うん、なんとなくさぁ、お箸が折れるって、なんかクる。」


秋「なんで。」


弓「あのさ、お箸ってついでしか、使えないものじゃない?片割れを失ったお箸って、ただ捨てられていくだけで。なんかさ、それってすごく、寂しいと思うんだ。」


秋「ああ。」


弓「私もね?もし私たちのどっちかが死んじゃったとしたら、自分を捨てちゃうと思う、から。なんとなく、やるせない。」


秋「……弓。」


弓「ん?」


秋「愛してる。」


弓「ふはっ、なにそれ突然。」


秋「いや、なんか、うん。」



時折、弓ちゃんの可愛さに悶えたくなるらしい秋さん。



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