366

366日、彼らは笑う。 /9月9日 秋のロールケーキの日 秋×壮士×女




女「ああ、秋様かっこいい!よし、この特性ロールケーキで彼を落としてみせるわ。いつもこの味が食べられるのなら、愛人どころか奥さんにしてくれるかも。あんながさつそうな女には渡さないっ。」



秋「壮士、次の会合キャンセルしろ。弓とケーキを食いに行くから。」


壮「仕事しろと注意する意欲も起きないほどくだらない理由ですね。しかし次の会合相手は俺も気に入らないんですよ。この際それを理由にさぼりましょう。」


秋「……俺も大概だがお前も大概だな。」


女「あ、あのっ、秋さん!」


秋「あ?」


女「こ、これっ、貴方のために作ったロールケーキです。受け取ってくださいっ。そして抱いてっ。」


壮「最後に本心だだ漏れてて笑えますね。」


秋「……。」


女「あ、秋さんっ、これっ。」


秋「いらねえ。しかも俺は甘いもん好きじゃねえし。」


女「……。」


壮「すみませんねぇ。まだバレてると思ってないもんで。」


女「でもっ、美味しいですよ!私をお傍に置いてくださったら、いつでも作って差し上げます!」


秋「お前、馬鹿なのか?」


女「え?」


秋「いくらうまいもんでもな、弓と一緒に食えねえと意味ねえんだよ。二度と話しかけんな。」


女「っっ、」



壮「なんでしょうねこの、バレてる前提で話してるのに隠し通せてる感じもある。不思議ですねぇ。」



若の、甘い物理論。大好きな人と食べるからこそ、美味しいそれ。


0
  • しおりをはさむ
  • 5984
  • 10936
/ 693ページ
このページを編集する