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366日、彼らは笑う。 /9月14日 セプテンバー・バレンタイン 秋×春×夏流×冬夜





夏「セプテンバー・バレンタインって、知ってる?」



秋「知らね。」


春「俺も知らないなー。」


冬「……いてっ!なんだよ!」


夏「無視は、よくないんじゃないかしら?」



冬「し、知らねえなー、俺。」


夏「セプテンバー・バレンタインっていうのはね、世にも恐ろしい日なのよ。」


春「え、名前的にはいい感じなのにな。」


夏「女性から別れ話を切りだしていい日らしいわ。紫の物を身に着け、指には白いマニキュア、緑のインクで書いたさよならの手紙を手渡しすることがルールらしいの。」


秋「……怖え。」


春「なかなかしょうもないねぇ。」


冬「つまんねー話。う"!くそ!なんで俺だけ叩かれんだよ!」


夏「……。」



冬「すいません。」


夏「秋兄、どうする?弓が紫色のストールを羽織っていたら?」


秋「……。」


夏「白いマニキュアを塗ってるの。そして。緑のインクで書いた手紙を、秋兄に手渡してきたら?」


秋「……。」


春「俺たちが信じないからって、完全に的を絞ってるよね。」


冬「騙される兄貴もやべえな。」


夏「でも大丈夫。弓ならきっと、そんなことしないわ。」


秋「……ああ。」


夏「この2人の相手はどうなるか分からないけれど。」



春「ふふ。それはそれで楽しみだなぁ。」


冬「俺は絶対ないな。」




可愛い長男、黒い次男、おバカな三男、さて、誰に当たる?



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