366

366日、彼らは笑う。 /9月23日 秋分の日 隼人×真琴×ゆいか×奏



隼「おはぎ。」


真「ある。」


隼「せんべえ。」


真「あるし。」


隼「ケーキ。」


真「赤飯、落雁らくがん、んでチョコ。全部あるわ。」


ゆ「ねぇ、奏?」


奏「あ?」


ゆ「これ、どうしたの?」


奏「新城の先祖を敬うために毎年兄妹で張り切ってんだ。」


ゆ「へぇ。なんで?」


奏「あ?」


ゆ「だって、新城のご先祖様でしょ?なんで奏がやらないの?」


奏「そりゃ」


隼「ゆいかちゃーん、それは無理な話だって!考えてもみなよ。先祖どころか両親も敬ってんのか危うい奏が他人のために仰々しく奉るわけないでしょー?せいぜいその辺で買った花を放ったらやった方だって!」


奏「……。」


真「兄貴?」


隼「無理無理無理無理!俺たち兄妹くらいちゃんとしてないとー!そもそも人を人とも思ってない鬼畜野郎が無理な話だっての!」


奏「……おい。」


隼「ん?ギャー!」


ゆ「あーあ。」


真「兄貴が先祖になりそう。」



ご先祖様、いつもありがとうございます。





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