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366日、彼らは笑う。 /9月30日 両親の日 奏×秋×夏流





奏「ちげーだろ、それ。」


夏「あら、合ってるわよ、ねぇ?秋兄?」


秋「さぁな。」


奏「合ってねえ。ゆいかはこれがいい。」



夏「そうやって黒ばかり選ぶから、母さんが真っ黒けになるのよ。」


奏「お前も黒ばっかだろうが。な?秋。」


秋「そうだな。」


夏「それは、似合うからよ。」


奏「ゆいかと違って黒しか似合わねえだけだろ。」


夏「それなら、これも似合うはずでしょう?ねぇ?兄さん。」



秋「……ああ。」



奏「それはそうだが、俺はこれがいいんだ。」


夏「わがまま。」


奏「お前も大概だろ。」



秋「おい、これとこれを包んでくれるか?」



似た者同士の我儘同士。それを中和するのは、頼もしき長男。





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