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366日、彼らは笑う。 /9月の第3月曜日 海老の日 華×弓





華「そういえば弓さん、聞いてください!」


弓「ん?なに。」


華「この間ですね、職場の休憩室で先輩と、エビフライの話をしてたんですよ。」


弓「話題が私と秋と同レベル……まぁ、いいけど、それで?」


華「そうしたらですね、次の日急遽、ホテルのブッフェが海老フェアを始めたんですよ。なんでも上得意様のお願いだそうで。しかもその上得意様が新鮮な海老の仕入先まで用意してくれたそうで。すっごい偶然ですよね!」


弓「それね、ネタバレできるけど、答えいる?」


華「へ?」


弓「傍にいるじゃん。グランホテルに顔が利いて、急遽仕入先まで用意できちゃう大企業の副社長が。そして、職場の休憩室だろうが彼女のことなら会話まで把握しちゃう、恐怖の家族の一員が。」


華「……まさか。」


弓「うん、私もよくあるよ。職場とかで話した話題が実現しちゃうこと。」


華「……。」



その癖は、悪いのか良いのか。ただ分かるのは、それは"遺伝"です。




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