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366日、彼らは笑う。 /1月25日 主婦休みの日 秋×弓

弓「宣言しま~す!」


秋「……どうした。いきなり。」


弓「今日は、主婦休みの日なので、私は休みます!しかし、家事はたくさんあるわけです!なので宣言します!秋に全部やってもらおうっと!」


秋「は?」


弓「洗濯と洗い物と掃除機。あとついでに窓も磨いておいてね。2時間したら暇な冬夜がおやつをもらいに来るから相手してあげて、朔真が呼び出し食らって一人になっちゃった夏流がたぶん学校帰りに寄ると思うからその相手もお願い。じゃぁ私は雅人さんと遊んでくるから!じゃーねー!」


秋「あっ、」



---4時間後。



弓「これは、一体。」


冬夜「あ、やっと帰ってきた。」

夏流「おかえりなさい。お邪魔してます。」

秋「……。」


弓「っっ、ちゃんと片付いてんじゃん!やればできるね!秋!」

秋「……まーな。」


冬夜「いやいやいやいや!ちげーし!」


夏流「なわけないわよね。」


弓「どういうこと?」

冬夜「俺が来た時、洗濯物はくしゃくしゃで、おびただしい数の皿が割れてて、ソファーに秋兄が寝てるっていう、ほぼ事件現場的な状況だった。」


夏流「私が来る前にそれは片づけてたけどね。」


弓「冬くんがやってくれたの?」

冬夜「キモイ呼び方すんな。俺ができるわけないじゃん。」


弓「でも、綺麗になってるじゃん。皿の数は減ってそうだけど。」


冬夜「春兄だよ。」


弓「は?」


秋「……春が用事があってきた時に全部片づけて行った。洗濯物はクリーニングに出したからあとで組員が持ってくるらしい。」


弓「……。」


夏流「弓、どうしたの?悔しそうな顔して?」

弓「くそっ、ちゃんとできてなくて落ち込んでる秋を慰めて癒される計画が!」


秋・冬・夏「……。」


弓「あの女子力男、今に見てろよ。」



きっと、新城家兄弟で一番苦労してるのは、春、彼なのかもしれない。










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