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366日、彼らは笑う。 /1月25日 ホットケーキの日 密人×茉里



茉「ねぇ、密人。明日仕事忙しい?」


密「……ああ、多分な。どうした?」


茉「あ、ううん、なんでも、」


密「ふ、なんでもないって顔じゃないよな。」


茉「うーん、明日ね、隼人さんから誘われてるの。」

密「……あ”?なにに。」


茉「明日、ホットケーキの日なんだって。だから、美味しいとこに連れてってくれるみたいで……」


密「だめだ。」


茉「えっ、でも、ちょっと、食べてみたいな、なんて、うん。ごめんなさい。」


密「……、」


茉「隼人さんには断っとく。」


密「俺が。」


茉「え?」


密「俺が、連れてく。」


茉「でも、仕事、」


密「いい。連れてくから。最近仕事が忙しくてどこも行ってねえし。悪かった。気が付かなくて。」


茉「……。」


密「行くか?」


茉「……うん。ありがと。嬉しい。」

密「っっ、」



2人の距離が離れようとするたび、気付かせてくれるお父さんはやっぱり、いいお父さんです。


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