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366日、彼らは笑う。 /10月22日 図鑑の日 秋×弓




秋「弓、もうすぐクリスマスだな。」


弓「すんごい先だけどそうだね。」


秋「今からいろいろ仕込まなきゃなんないだろ。当日は戦争だぞ。」



弓「おおげさが過ぎる。」



秋「なにより一番紗那が喜ぶもんをだな、選ばなきゃならないわけだ。そこでどうだ。新聖堂のモンブランでは?」



弓「それ秋が喜ぶものでしょ。まったく。紗那かー、うん、図鑑でいいと思うけど。」


秋「図鑑?」



弓「あの子ちょっと変わってるみたいでね。恐竜とか、太古の生き物が大好きで将来考古学者になりたいとか言ってるから。図鑑とかめちゃくそ喜ぶと思うよ。」


秋「なんだそれ、聞いたことないぞ。」


弓「そりゃ言ってないもん私しか知らないし。」



秋「……。」


弓「あらら?秋ちゃんすねちゃった?」



秋「ちげえし。」



母親にだけ語れる夢がある。特に女の子は、ね。






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