366

366日、彼らは笑う。 /2月10日 豚丼の日 頼×文人




頼「あ、あの、文人さん?」


文「ん?」


頼「あ、あのー、えと、あ、あのー、」


文「……なんだよ?」


頼「あのっ、ですね、あのーえー、」


文「だから、なんだよ?」


頼「っっ、あの、今日、は、豚丼の日、なんです。」


文「へー……。」


頼「はい、そうなんです。……へへっ。」


文「……。」


頼「……。」


文「……。」


頼「あのっ、豚丼、食べに行きませんか?」


文「……あのさ、」


頼「は、はいっ!?」


文「デートに行きたいならはっきりねだりなよ。それに、口実がないからって豚丼はないでしょ。」


頼「す、いません。」


文「……いいけどね。頼らしくて好きだよ。」


頼「好きっ、はっ、あ、好き!?」


文「そろそろ、慣れようか。行くよ、豚丼。」


頼「はいっ。ふふふっ。」




不器用な頼の誘い文句は、やっぱり不器用です。



0
  • しおりをはさむ
  • 5984
  • 10932
/ 693ページ
このページを編集する