乙女党企画 

 2014/07/02/WED 







「…………」


 自然と眉間に皺が寄る。

 自分の寝室に服をバラまき、確認した一着。
 きつくて入らなかったとかにはならなかった。

 いや、できることならそっちの方がよかった。


 背後で、親友の桐生 真琴【きりゅう まこと】がにこやかに呟く。


「わー、可愛い。女子高生だった宵子って、そんな感じ?」


「違うッ! こんなことしてる場合じゃないって、真琴さんッ!」

 めっちゃご機嫌な真琴さんにツッコんだ瞬間、ピンポーンッと空気の読めないドアチャイムが鳴る。


「あ、誰か来た」


 あっさりと興味が逸れた親友。
 よかったと思うべきだ。


 何せ、姿見の鏡に移る自分はセーラー服を着ている。




 何で、こんなことになったんだっけ?





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