淡紅の月と華

第12章 /Saya’s Story

今日は、悠さんと久々にデートです







この前は別れるとか言われて、もちろんその後私のいうことをずっと聞いてて、今日に至るまでエッチをしていない








悠さんの体の傷が結構重症で、肋骨にヒビが入っていたのだ










それに、私が手当てした傷も深くて、治るのが少し遅かった










なので私は悠さんの体が心配すぎてという名目で、エッチを禁止した











1ヶ月ほど、我慢をさせている










私は恐怖でしかない









でも、しょうがないよね?









そしてさっき、悠さんは病院に行ってきてて、完治したと嬉々として報告してきた












さよなら…私の平穏な夜…










悠さんに連れられて、お母さん達の元へ










夏祭りに行くための浴衣を着せてもらうのだ










もうそろそろ秋になるこの時期に行われるお祭り










夜風が涼しいのは浴衣を着るのにはとてもありがたい









お母さんに着付けてもらった浴衣は黒い生地に、うす紫の花が艶やかに咲いている










「沙耶ちゃん…可愛い!あのばかに変なことされ…ると思うけど、頑張ってね」











「う…はい…」










このお祭りは悠さんの組の人たちがたくさん屋台を出している










だから、声もたくさんかけられるわけで…











「…わあ」










持ちきれないほどのご飯やら、りんご飴、わたあめなどなど…











ちなみに悠さんは、私の姿を見て









「…夜が楽しみだな」









という怖い一言を耳元で囁いた











はあぁ…










なんとかすり抜ける方法を…考えよ…











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