淡紅の月と華

第15章 /Saya’s Story

目が覚めると知らない天井だった










翔也が病院から連れ出してくれた










「沙耶が怖い思いしないように」












そう言って私に目隠しをして、耳も聞こえないようにされたまま外に連れて行かれた
















そのまま私は眠ってしまい、気がつけば知らない場所にいた















「しょ…うや?」















翔也を探そうと、ベッドから降りドアの方へと向かう















その瞬間聞こえてきた声
















「沙耶は…一生俺の道具として飼いならします」
















「…え?」















今の…翔也の声?
















「ねえ、どういうこと…な…」
















思わず開いた扉















そこにいたのは翔也と悠さんだった

















「起きてしまったか…沙耶。ベッドで待ってな。すぐこの男を始末する…」














「え…で、でも」
















翔也の手には注射器















そして、悠さんは冷たい眼差しで翔也を見つめていた















何?わからない…
















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