可愛い僕、かっこいい彼

凹むつお

CM撮影。

次々に、続く、
過激な撮影につおしは
ぐったり。

次の現場に行こうと
しなかった。

つ「ひかる。ぼく、もう、いやや。」

ひ「つおし。」

つ「ありえへんねん。
  ぼく、皆に、○んちん。晒して。
  なんで、こんなんせな、あかんの?」

ひ「つおし。」

つ「もう。ぼく、いやや。
  いきたーない。」

ひ「つおし。」


由美「光、つおし、次いくわよ。
   大丈夫ーー。?」
別の部屋で、叫ぶ由美。

ひ「すいませーん。
  ちょっと、待って下さいー。」

光が、返事する。

ひ「つおし、お呼びだぜ。」

つ「ぼくは、いかへん。」

ひ「つおし、我儘言わんと
  2人で、決めたやろ。」

つ「何のためなん?ぼくが、アメリカ
  行かんでいいように?
  やったら、アメリカ行く、
  もう、こんなんいやや。」

"コツン"

光が、軽く頭を叩く、

ひ「今までの、俺やったら平手してるな。」

つ「ひかるぅ。」

ひ「俺も、大人に、なったな。」

つ「………。」

ひ「つおし、お前は
  自分だけ、辛いと、思ってるやろ。」

つ「………。」

ひ「自分の、彼女が別の奴に
  抱かれた現場に遭遇した奴の
  気持ち考えた事あるか?」

つ「あっ。」

ひ「どれだけ、苦しくて辛くて、
  死にたくなったか、分かるか。」

つ「ひかる。」

ひ「こうやって、側にいても、
  唯一俺以外に、お前抱いた奴が、
  ずっーと、お前狙って。
  気が休まる時が、ないねん。」

つ「………。」

ひ「向こうの方が、金もあって
  頭も良くて、権力あって、
  気を抜いたらすぐ持ってかれんねん。」

つ「……。」

ひ「それでも、お前失いたくないから
  必死に、…、頑張ってんのに。
  それにや。
  お前だけや、無くて、
  俺かて、いややで、
  男の裸で立つ男やって、
  皆の前で、お披露目して。
  やけど、お前失うくらいなら
  痛くもかゆくもないけどな。」

つ「ごめん。」

ひ「頑張れるか?」

つ「うん。」

ひ「由美さん、準備できました。」


  







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