盲目彼氏 下

過去


「親父は…こんな職業だろ?」


「うん。」


「親父と母さんは隠れて付き合ってた。」


海斗さんは私に淡々と話し始めた。


「……そんなある日母さんが消えた。」


「消えた?」


「親父の前から姿を消したんだ。」


「……なんで?」


「母さんのお腹には俺と弟がいた。」


「海斗さんって…双子?」


「ああ。二卵性だから似てないけどな。」


「話を戻すけど、なんでお母様は消えたの?」


「危険とか……親父が結婚できなかったのもある。」


え?私に結婚しようとか言っちゃうのに?


「お父様、結婚できなかったの?」


「親父の親父が厳しかったらしい。だから母さんとのことも隠してた。母さんが社長令嬢だったってこともある。」



なるほど……って


「お母様社長令嬢だったの!?」


また私は驚いた。



0
  • しおりをはさむ
  • 780
  • 980
/ 225ページ
このページを編集する